自信も生きがいも見失った人生から、本当にやりたいことを見つけるまで
自分を否定し続けてきた私が、カウンセラーとして活躍できるようになった理由
ピアノをやりたい夢を親に反対された子供時代

子どもの頃の私は、大人しい性格でしたが、勉強の成績は良く、友達から分からないところを教えてほしいと言われることもよくありました。クラスの学級委員に推薦されることも多く、割と頼られるタイプだったと思います。
しかし、小学2年生の時に、その後の人生にも大きな影響を与える、とても傷つけられる出来事があったのです。
当時の私には、ピアノを習いたいという夢がありました。けれど、母親の猛反対にあい、その夢を叶えることはできませんでした。
どうしてそんなにピアノに惹かれたのかは自分でもよくわかりません。でも子供ながらにその夢は本当に強いものでした。将来はピアニストになりたい。もっと深く音楽を学びたいと本気で思っていたのです。
ですが、そんな私の気持ちを母親は理解してくれませんでした。「ピアノなんかやって将来のために何の役に立つのよ!」と怒鳴られました。
当時の担任の先生に電話をかけ、先生からも諦めるように説得してほしいと依頼するほど、私がピアノを習うことには反対だったのです。
私にとって、それは単にピアノを習えなかったというだけの出来事ではありませんでした。
夢を潰されたという絶望。親は子供の夢を叶えてくれると無邪気に信じていた気持ちも否定されました。
それ以来、私は長い間、生きがいや生きる目的を見失い、「自分は何のために生きているのか」と苦しむことになったのです。
「何をやらせてもダメ」~失われていった自信

母親からは単にピアノの夢を反対されたというだけではありませんでした。とても気が強い性格の上、人の良い所を見ようとせず、何事も悪く解釈して怒る人だったのです。
「勉強しなさい!」と怒った数日後に、勉強していた私に向かって「勉強ばっかりしてないで少しは外で遊びなさい!」と叱ってくるなんてこともありました。
納得できずに抗議したら「お前はバランス感覚が悪いのよ!勉強しろと叱ったら勉強しかしないで!」と言われました。
「何をやらせてもダメ」「ほめるところなんてない」と言われる子供時代。
そうした経験を重ねるうちに、私はいつしか、自分にまったく自信を持てなくなってしまっていました。
友達が全くできない高校時代

高校生になる頃には、自分は周りの人より劣っているという思い込みがますます強くなりました。
一応、住んでいた地域の中では偏差値の高い進学校には入りました。ですが、高校に入ると、みんな同じくらいの学力の人が集まりますので、勉強ができるという取柄はなくなります。
さらにスポーツがあまり得意でなかった私は、「自分には本当に何もない」と思い込んでしまったのです。そして、友達を作ることもできなくなりました。
「自分は人より劣っている」 「自分は何もできない」
そんな思いが、私の中に根付いていきました。自分の可能性を信じられず、何を目指して生きていけばいいのかも分からない。
そして、いつしか私は、人と関わることに恐怖を覚えるようになっていきました。
対人恐怖症で就職活動ができず、生きる目的を見失った日々

大学に進学してからも、人と関わることへの恐怖は消えず、友達は全くできませんでした。
そして大学4年生になる頃、今までの学生生活への後悔と絶望から対人恐怖症が悪化。就職活動もできなくなってしまいました。
そのまま大学を留年し、親との関係も悪化。その後、半ば逃げるように家を出ることになりました。
当時の私の心の中には、たくさんのネガティブな思いが渦巻いていました。
「自分は人より劣っている」 「自分は何もできない」 「この先、どう生きていけばいいのか分からない」
そして、もう一つ、ずっと心の中に残っていた思いがありました。
「本当はピアノがやりたかった」
子どもの頃に叶えられなかった夢。自分に自信を持てない苦しさ。生きる目的が見つからない日々。
私にとっては、特定の時期だけが苦しかったわけではありません。人生を振り返っても、楽しかったと感じられることがなく、長い間、自分の人生を肯定することができずにいました。
仏教との出会いが対人恐怖症を克服するきっかけに

そんなある日、私は神経症を克服するための活動をしている、あるポランティアグループに出会います。
そのグループは仏教の教えを土台にした独自の療法を実践していました。そしてその出会いが、私が対人恐怖症を克服するきっかけとなってくれました。
そのグループから教えてもらったことの一つに、室町時代の禅僧である一休禅師の詠んだ短歌があります。
「今日褒めて明日悪く言う人の口 泣くも笑うも嘘の世の中」
人は都合が良い時には「あの人はいい人だ」と褒めますが、都合が悪くなった途端に、同じ口で「あいつはひどいヤツだ」と言います。そんな人の都合による評価で一喜一憂して、「自分はダメな人間だ」と落ち込む必要もないし、逆に「自分はできる人間だ」と自惚れるのもおかしいという歌です。
このような気付きが色々とある中で、私はじょじょに人を恐れることはないと思えるようになっていきました。
カウンセラーになりたいという願いはあったけれど

長い間、人を恐れ、自分は人より劣っていると思い込んでいた私にとって、それは確かに大きな変化でした。ただ、対人恐怖症を克服したからといって、それですべての悩みが解決したわけではありませんでした。
その後も相変わらず、生きる目的が分からない、自分に自信が持てないという悩みは残ったままだったのです。
実は、そのボランティアグループでスタッフとしてしばらく活動していた私は、様々な悩みで苦しんでいる人が、目の前でその悩みを克服し、元気になっていく姿を見ていました。
そして、そんな人たちから感謝の言葉をいただくにつれて、いつしかカウンセラーを仕事にして、今以上に、悩んでいる人のために貢献できるようになりたいと思うようになっていました。
ようやくピアノに代わる夢が見つかったかに思えた瞬間でした。
ですが、自分に自信がなかった私は、カウンセラーになれる自信も覚悟も当時はありませんでした。そして、本当にやりたいことではなく、自分にもできそうなことを仕事に選び続け、どの仕事も長続きしませんでした。
自分らしく生きたい、でも自信がない。そんな葛藤を抱えたまま年月が過ぎていきました。
整体師になって鬱に

40代になってから、私は整体師として働き始めました。それも(整体師の方には失礼なのですが)「カウンセラーよりは整体師の方が安定していそうだし、同じ悩んでいる人に貢献する仕事だから」というかなり消極的な思いから始めたものでした。
整体師としては割と長く働きました。売上上位者として表彰もされました。ところが、同じ店舗で働く上司がモラハラ気質の人で、ここでも私は自分を否定され続けることになってしまったのです。
その上司は確かに仕事が出来る人でした。ですが、実力があるがゆえに自分こそが正しいと思い込み、その上司の考えに合わない私の言動はことごとく否定されたのです。
子供の頃に母親からされたことの再現を見ているようでした。常に否定され下に見られる環境の中で、いつしか私は心療内科で鬱と診断されるまでになっていたのです。
そして、私にとって決定的となる出来事が起こります。その上司が私の悪口をSNSに投稿していたことが発覚したのです。さすがの私も我慢の限界をむかえました。そして遂に整体の仕事を退職することになったのです。
このままで人生終わりたくない!

整体の仕事を辞めることになった時、私は今までの人生を振り返りました。そして、心の底から「このままで人生終わりたくない!」と強く強く思いました。
「こんないい年になるまで自分の気持ちに蓋をして生きてきてしまった。でもそんな生き方はもうやめよう!自信が無いとか年だからとか言ってないで、やりたいことがあるのなら、その気持ちに正直に生きよう!」と思い、ついにカウンセラーとして再出発することを決意したのです。
ありのままの自分を受け入れてもらえて

カウンセラーを目指すと決めたものの当初はやはり不安でした。自分に自信がない私にとって「本当に自分に出来るのか」という思いは常に消えることはありませんでした。
ですが、カウンセラーを目指して勉強する中で、私にはとても大切な出会いがありました。同じようにカウンセラーを目指す仲間との出会いです。
私がどんな私でも受け入れてくれる人たち。同じ目標に向かって頑張っている同世代の人たち。そういう人たちとの交流は私をとても勇気づけてくれました。
ありのままの自分を受け入れてくれる人がいる。それがどれほど自分を勇気づけてくれることか。これは今、私がカウンセラーをしている中でとても大切にしている思いです。
ありのままの自分を受け入れてもらえること。自分の進みたい道に自分の意志で進んでいること。この二つを実感していく中で、私はようやく、子供の時から自分を縛り続けてきたある「思い込み」を見直せるようになったのです。
思い込みを見直せば、あなたも変われます

それは「ありのままの自分では愛されない」という思い込みです。
ピアノがやりたい自分では愛されない。
親から否定される自分では愛されない。
人間関係も仕事も、なにをやってもダメな自分では愛されない。
こうやって何十年にも渡って、私は劣等感から創り出した思い込みによって、自分で自分を苦しめ続けてしまいました。
今私は、長年の思い込みを見直し、自分を信じて、自分がやりたいことを選ぶ人生を送ることが出来ています。
だからこそ、今苦しんでいる人にも伝えたいのです。「あなたの中には自分を苦しめ、自分を縛る思い込みがあります。その思い込みを見直すことが出来れば、あなたも必ず生きがいのある人生を送れますよ」と。
自分が苦しんできたからこそ、同じ悩みを抱える人の力になりたい

今、私はカウンセラーとして充実した日々を送っています。
私が支えたいのは、かつての私と同じように、自分に自信が持てずに苦しんでいる人、生きがいを見つけられずに悩んでいる人です。
私自身、長い間、自分を肯定することができず、自分の人生をどう生きればいいのか分からずに苦しんできました。
だからこそ、自分を否定してしまう苦しさも、生きる目的を見失うつらさも、決して他人事ではありません。
また、私は以前、カウンセリングを受けた際に、ただ話を聞いて、私の言ったことを繰り返しているだけだと感じた経験があります。
自己啓発セミナーでは、友達を勧誘するようにノルマを課され、嫌な思いをしたこともありました。
そうした経験から、私は、相談者の話を聞くだけで終わるのではなく、その人が本当に望んでいることに真剣に向き合い、望む未来に近づけるようサポートできるカウンセラーでありたいと考えています。
相談に来てくださる方が、自分の気持ちや願いを大切にしながら、自分らしい人生を歩んでいけるように。
そのために、全力でサポートさせていただきます。
実現したい未来に向けて

私が実現したいのは、自分を否定せずに生きられる人が増えることです。
自分の好きなことや生きがいを見つけ、人からどう思われるかに振り回されず、自分らしい人生を送れる人が増えてほしいと願っています。
私自身、子どもの頃に夢を叶えられず、自信を失い、生きる目的を見つけられないまま長い年月を過ごしてきました。
だからこそ、今、自分の人生に希望を持てずにいる人に伝えたいのです。
今、自分に自信が持てなくても。 自分には何もできないと思っていても。 生きがいが見つからず、これからどう生きていけばいいのか分からなくても。
今の自分が、この先の人生のすべてを決めてしまうわけではありません。私自身も、長い時間をかけて、ようやく本当にやりたい道を歩むことができました。
すぐに答えが見つからなくても、自分の気持ちと向き合い、小さな一歩を踏み出すことから、人生は変わり始めると信じています。
一人で抱え込まないで
もし今、自分に自信が持てないことや、生きがいが見つからないことで苦しんでいるなら、一人で抱え込まず、誰かに相談することも選択肢の一つです。
あなたが自分を否定することなく、自分の好きなことや生きがいを見つけ、自分らしい人生を歩んでいけるように。
私はあなたを応援しています。